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Shopify B2Bの「クイックオーダーリスト」は注文パッドではない|名前が実態より大きく聞こえる3つの機能

Shopify B2Bは全プランで使えるようになり、クイックオーダーリスト、カタログのCSVインポート、簡単な再注文を備えています。機能一覧を読むかぎり、卸のバイヤーが必要とするものは揃っているように見えます。揃っていません。クイックオーダーリストは1商品のバリエーションをその商品ページに並べるもので、カタログ全体をSKUで打ち込むパッドではありません。カタログのCSVインポートは管理画面側の価格設定ツールで、バイヤー向けの注文アップロードではありません。そして印刷用のラインシートを作る標準機能はどこにもありません。Shopifyヘルプセンター7ページで標準機能の境界を確定させ、2026年9月2日に稼働中の6本を調べました。そのうち1本は、自社ドキュメントで「標準B2Bのチェックアウトと同一顧客セッションで同時に動作させられない」と明記しています。

AIECアプリ研究所 AI編集部公開日 更新日 読了 23#Shopifyブログ運営#アプリ比較

この記事でわかること

この記事の目次Contents閉じる開く

Shopify B2Bを有効にして、会社を作り、カタログを読み込み、取引先にログイン情報を送ります。すると1社から「ラインシートをください」と返信が来て、別の1社が180SKUのスプレッドシートを送ってきて「これを入力してもらえますか」と言ってきます。

機能一覧を見直します。クイックオーダーリスト、ある。CSVインポート、ある。簡単な再注文、ある。3つともチェックが付いていて、そのどれもバイヤーが求めたことをしてくれません。

これはドキュメントの不備というより、名前の衝突です。ShopifyのB2B機能は実在し、いくつかはアプリ側の宣伝が思わせるより優秀です。ただし3つの名前が、卸のバイヤーが同じ言葉で指すものより狭い範囲を指しています。この記事ではその線を正確に引き、線の向こう側にある6本のアプリの料金を並べます。

調査日は2026年9月2日。料金はすべてUS(英語)App Store表示のUSDです。

先に結論

  • B2BはPlus限定ではありません。 Basic、Grow、Advanced、Plusのすべてで使えます。Shopify自身のストアコンテクスチュアライゼーションのヘルプページには今も「Shopify B2BはShopify Plusプランのストアのみが利用できます」と書かれていて、ドキュメント同士が矛盾しています。
  • クイックオーダーリストは商品単位のバリエーション表です。 商品ページ上にあり、その商品のバリエーションを数量入力欄付きで並べます。バイヤーが取扱範囲全体を打ち込むページではありません。
  • カタログのCSVインポートは管理画面側の価格設定ツールです。バイヤー向けのCSVや発注書アップロードはShopifyのどこにもありません。
  • 標準のラインシートもPDFカタログもありません。 B2Bの機能一覧に印刷物を出力するものは存在しません。
  • 簡単な再注文は全プランで標準です。必要だったのが再注文だけなら、それで終わりで、アプリを買うべきではありません。
  • このカテゴリーで最も高くつく判断ミスは、標準の会社とカタログを構築したあとにタグベースの卸アプリを入れることです。価格体系を2つ並行して運用することになります。

Shopify B2Bで実際にできること

良い部分も多いので、正確に書きます。

会社、会社ロケーション、ロケーション単位の権限は全4プランで使えます。数量ルールとボリューム価格、Net決済条件、カード保管、米国向けACH、支払いリマインダー、発注番号、ドラフトオーダーからの請求書、簡単な再注文も同様です。

効いてくるプラン制限は別の場所にあります。Plus以外のプランは有効なB2Bマーケットカタログが3つまでで、Plusは無制限。会社や会社ロケーションへカタログを直接割り当てられるのはPlusのみです。Basic、Grow、Advancedではカタログがバイヤーに届く経路はMarketsであり、つまりMarketsを設定していない会社は管理上の分類でしかなく、独自価格は付きません。デポジット、分割払い、フルフィルメント単位の支払い依頼もPlus限定です。

カタログのモデル自体は、多くのマーチャントが使っているより高機能です。カタログは商品の対象リストと全体のパーセンテージ調整で構成され、バリエーション単位の固定価格で上書きできます。1つの会社ロケーションには25カタログまで、1ストアには10,000カタログまで。同じ会社ロケーションに複数のカタログを割り当てた場合は最も安い価格が採用され、会社ロケーションのカタログとB2Bマーケットのカタログが重なる場合は、より具体的な会社ロケーション側の価格が採用されます。CSVはSKU、ハンドル、オプション、固定価格、比較価格、公開状態、数量の増分、最小・最大注文数、そしてバリエーションごとに10段階の数量ブレークと10段階の価格ブレークに対応します。

そのCSVの落とし穴が1つ。エクスポートされるのは固定価格だけです。パーセンテージ調整で価格を組んでいる場合、書き出したファイルにその情報は入りません。

名前が実態より大きく聞こえる3つ

クイックオーダーリストはクイックオーダーフォームではない

Shopifyは無料テーマv11.0.0以降でクイックオーダーリストのセクションを提供しており、Horizonテーマには2025年12月10日に入りました。これは1商品のバリエーションを、数量入力欄、SKU、単価、行合計、商品小計とともに表にするものです。Shopify自身の設定ガイドは、これを追加したら購入ボタン、数量セレクター、バリエーションピッカーを非表示にするよう案内しています。

1足の靴を12サイズで売るストアにとっては、これがまさに正解で、しかも無料です。400SKUを扱っていてバイヤーが1ページで通しで発注したいストアにとっては、まったく別物です。違いは「商品単位」か「カタログ単位」かで、次章のアプリはすべてこの差のために存在します。

CSVインポートはバイヤー向けではない

Shopifyのカタログ用CSVインポート・エクスポートは、価格表を作るための管理画面の機能です。バイヤーが発注書をアップロードする手段は提供しません。その機能はB2Bドキュメントのどこにも登場せず、取引先がスプレッドシートを送ってくる運用なら——米国の卸取引では日常的です——手で入力することになります。

ドラフトオーダーという手作業の代替と、その2つの限界

B2B顧客と会社ロケーションをドラフトオーダーに割り当てると、カタログ価格、決済条件、チェックアウト設定が自動で適用され、価格ロックと在庫確保もできます。機能します。

止まるのは2か所です。ドラフトオーダーは200明細が上限で、通常の注文の500と違います。複数店舗を持つ小売業者のラインシート発注はこれを超えることがあります。そして価格ロックは値上げだけでなく値下げも遮断するため、あとから価格を下げてもロック済みのドラフトには反映されません。会社が下書き注文として注文を送信したときにマーチャント側へ通知する標準機能は、ドキュメント上に記載がありません。お客様への請求書送付はできますが、社内通知にはFlowか外部ツールが必要です。

そしてそもそも存在しないもの

印刷用・ダウンロード用のラインシート、PDFカタログ、価格表のドキュメントは、Shopify B2Bのどこにもありません。バイヤーは必ず要求してきます。

すべてを左右する互換性の問題

料金比較の前に、検討対象が半分に絞られる質問があります。そのアプリはShopify標準の会社とカタログと連携するのか、それとも顧客タグで置き換えるのか。

これが重要なのは、タグベースのアプリが標準B2Bを拡張するのではなく、独自の価格レイヤーを重ねるからです。SparkLayerは2026年9月2日に更新された自社ドキュメントで、「現時点でShopifyの会社・会社ロケーション・カタログのレコードを読み書きしない」と述べ、FAQでは「SparkLayerとShopify標準のB2Bチェックアウトは、同一の顧客セッションで同時に動作させられません」と明記しています。注文体験はどちらか一方です。同じページには、SparkLayerが既存のShopifyの会社レコードを読み取り、作成するドラフトオーダーを正しい会社とロケーションに紐づけるようになったとも書かれており、価格管理はSparkLayer側のままでも、レポート上は併存できます。

標準の会社とカタログにすでに投資しているなら、タグベースのアプリを入れることは、互いを知らない価格体系を2つ維持することを意味します。

6本のアプリ

アプリBuilt for Shopify評価(レビュー数)開始価格課金指標標準B2B
SparkLayer B2B & Wholesaleなし4.9(362)無料/$49月間B2B注文数+営業担当席数タグベース
Wholesale Gorillaなし4.7(305)$34.95定額の機能階層タグベース(標準カタログ連携は未確認)
BSS B2B Order, Request a Quoteあり4.9(177)無料/$19月間見積数+注文ページ数$79で対応
Wholesale Order Form & ReOrderあり4.9(172)$15.99定額の機能階層タグベース(標準カタログ連携は未確認)
Catalog Maker by EasyCatalogなし4.4(186)無料/$9.99カタログあたり商品数+有効カタログ数$59.99でインポート
B2B Bulk Order / PO Uploadなし4.9(17)$19.90標準B2B連携の深さ中核機能として対応

B2B Bulk Order / PO Upload

B2B Bulk Order / PO UploadのShopify App Storeリスティングページ上部

出典: Shopify App Store(B2B Bulk Order / PO Upload、2026-09-02時点)

今回で最も変わった指標を持ちます。標準のShopify B2Bをどこまで読むかで課金します。Essentialsは19.90ドルで会社ロケーションカタログに対応し、「Plusでは利用不可」と明記されています。Plusは39.90ドルでB2B Marketsへの対応、カタログからの在庫状況と数量ルール、B2Bロケーション別のカタログダウンロードが加わります。Enterpriseは44.90ドルで、管理画面側の複数行入力とCSV/XLSXの一括発注によるドラフトオーダー作成に対応します。

3つの穴のうち2つを直接埋めます。バイヤーはスプレッドシートからSKUまたはUPCと数量を貼り付けるか、CSV、XLSX、JPEG、PNG、PDFをアップロードできます。さらにバイヤー自身が商品カタログをダウンロードでき、アカウントページから自分の注文をCSVで書き出せます。OAuthスコープには会社、決済条件、ロケーション、Markets設定の参照が含まれ、今回で最も標準B2Bに寄り添った設計です。

注意点はレビュー数です。17件。レビュアーは相応の規模の事業者で、2026年5月のレビューは会社ロケーションとB2Bカタログが期待通り動作したと確認していますが、シグナルとしては薄く、そのように扱うべきです。また指標は連続的ではなく段差で、ShopifyのプランをPlusへ上げると階層の変更を迫られます。

このアプリはデザインされたラインシートを作りません。出力するのはデータであって、ドキュメントではありません。

Catalog Maker by EasyCatalog

Catalog Maker by EasyCatalogのShopify App Storeリスティングページ上部

出典: Shopify App Store(Catalog Maker by EasyCatalog、2026-09-02時点)

欠けていた成果物そのものと、誰も予想しない指標です。カタログあたりの商品数と有効なクラウドカタログ数で課金します。無料はカタログ1つ(一部ページに透かし)、9.99ドルで100商品×5カタログ、29.99ドルで500商品×10カタログ、59.99ドルで無制限。

A4とレターの印刷用PDF、注文フォーム付きのインタラクティブなフリップブック、ラインシート、価格表、メタフィールド付きのバリエーション表、QR・バーコード、スウォッチ、Canvaエクスポート、パスワード保護、そして常に最新の状態を保つクラウド共有リンクを出力します。

囲んでおくべき料金の事実。「Works with」にB2Bカタログ、価格表、パブリケーション、ローカライゼーションが明記されており、B2Bカタログからの商品インポートは59.99ドルのUnlimited階層に置かれています。標準カタログの実価格を載せたラインシートを作れるPDFツールは今回ここだけで、その機能は9.99ドルのプランには含まれません。

評価4.4は今回で最も低く、星1が7%あります。傾向は割れていて、対応の速さと機能要望の実装に対する率直な評価がある一方、エディタが使いにくいという指摘が、2026年8月の返金をめぐる公開のやり取りの中で出ています。課金前に無料プランで試すべきです。

BSS B2B Order, Request a Quote

BSS B2B Order, Request a QuoteのShopify App Storeリスティングページ上部

出典: Shopify App Store(BSS B2B Order, Request a Quote、2026-09-02時点)

Built for Shopify、評価4.9(177件)、20言語対応。指標が2軸で動きます。月間見積数と、Quick Orderページの数です。Growthは19ドルで見積100件・注文ページ5つ。Businessは39ドルで両方が無制限になり、顧客向けの一括商品インポートと再注文が加わります。Enterpriseは79ドルで、会社顧客ごとの見積ロジック、会社・ロケーション情報の自動入力、会社顧客ごとのページ表示、Shopify Plusカタログとの価格同期が付きます。

読み込むべきはこの最上位です。注文パッドとCSVアップロード自体は19ドルから使えますが、標準B2Bを認識した挙動は79ドルのプランにあります。フォームにバイヤーの所属会社を尊重させたいなら、予算は19ドルではなく79ドルです。

レビューで一貫しているのは、担当者名を挙げたサポートとオンボーディングの通話です。機能面で繰り返される不満は見当たりませんでした。

Wholesale Order Form & ReOrder

Wholesale Order Form & ReOrderのShopify App Storeリスティングページ上部

出典: Shopify App Store(Wholesale Order Form & ReOrder、2026-09-02時点)

Built for Shopifyで、今回で最も古い開発元です。2014年12月から掲載されています。Basicは15.99ドルで、バリエーション対応の1ページ注文フォーム、テーマ統合、フィルター、SKU・バーコード列。Professionalは19.99ドルで最小・最大数量と増分が加わります。Enterpriseは24.99ドルでワンクリック再注文が付きます。なお日本語ロケールのリスティングは階層名と価格の表示が異なり(BASICが無料、PROFESSIONALが15.99ドル、ENTERPRISEが19.99ドル)、本記事は英語(US)リスティングの表示を採用しています。

定額階層で、アカウント数も注文数も無制限。今回で最も安い完全な注文パッドです。テーマアプリブロックとして設置できる点も、テーマファイルへコードを貼り付ける方式のアプリに対する実質的な利点です。

明確にしておくべき制限が2つ。リスティングにバイヤー向けCSVアップロードの記載はありません。Professional階層の一括インポート・エクスポートはマーチャント側の機能で、バイヤーが触るのはページ上のフォームであり、スプレッドシートの取り込み機能ではありません。そして機能タグが顧客タグ付けと価格インポートである通りタグベースで、標準B2Bのカタログ価格を反映するかどうかはドキュメントに記載がないため、契約前の検証が必要です。2026年8月の米国のレビュアーは「Shopify標準のB2B機能よりかなり柔軟」と書いています。つまり上に乗せる層ではなく、代替として見られています。

SparkLayer B2B & Wholesale

SparkLayer B2B & WholesaleのShopify App Storeリスティングページ上部

出典: Shopify App Store(SparkLayer B2B & Wholesale、2026-09-02時点)

今回で最も機能が揃った卸プラットフォームであり、指標が成功を最も強く罰するアプリでもあります。Basicは無料で価格表3つ・月5注文。Starterは49ドルで月50注文・営業担当1名。Growthは149ドルで月100注文・担当2名、PDF請求書のダウンロード、ファイルアップロード、ワークフロー自動化。Proは299ドルで月150注文・担当5名、見積エンジン、XeroとQuickBooks連携。

公開されている階層は月150注文で止まります。それ以上は個別見積です。

Quick Order、注文履歴と再注文、買い物リスト、営業担当ポータル、見積、承認付きの登録フォーム、顧客別の価格表を無制限に、そして多通貨に対応します。ただし自社ドキュメントの通りタグベースで、そのチェックアウトは同一顧客セッションで標準B2Bのチェックアウトと同時には動作しません。独自の顧客タグを生成する仕様のため、既存のShopify顧客にタグを付け直す作業も発生します。

レビューはサポート品質に集中していて、良い方向にも悪い方向にも振れます。具体的な不満として挙がるのは、セットアップにコードの知識が要ること、そしてタグ付け直しの作業です。2026年9月のレビューがこの両方に触れています。2026年8月には米国のマーチャントが、新規アカウント承認が数日止まる障害を報告し、その後評価を上方修正しています。これは単一の記述であって傾向ではありません。

Wholesale Gorilla

Wholesale GorillaのShopify App Storeリスティングページ上部

出典: Shopify App Store(Wholesale Gorilla、2026-09-02時点)

開発元はノースカロライナ、2018年9月から掲載。DTCと卸を1ストアで併走させる場合の定額型の答えです。Liteは34.95ドルで価格ルールと顧客価格グループが無制限。Advancedは69.95ドルで、ここにQuick Order Formが登場し、卸向け配送ルール、Net決済条件、商品の非表示、注文数制限、CSVでの価格アップロードが加わります。Premiumは149.95ドルでボリューム割引、ストア・ページのロック、決済条件が付きます。

機能階層による定額で、アカウント単位・注文単位・GMV連動の要素はありません。つまり成長するほど1注文あたりのコストが下がり、SparkLayerと正反対の挙動になります。

評価は305件で4.7、星5が86%ですが、星1のテールには一貫した形があります。サポートの応答性、AIサポートへの苛立ち、そしてアンインストールと課金まわりの手間です。しかも少なくとも1件は4年以上利用してきたマーチャントによるもので、短期トライアルからの離脱より重い指摘です。2026年8月のレビューはチェックアウトの障害が繰り返し起きたと主張しています。アプリは現在も掲載されインストール可能であり、この主張は1社の記述であって検証された欠陥ではありません。

卸の規模別コスト

モデル前提であって実データではありません。25社でおよそ月25件のB2B注文、200社でおよそ150件、1,000社でおよそ600件とします。Shopifyのプラン費用は除き、アプリ費用のみです。

構成25社200社1,000社
標準B2Bのみ$0(3つの穴あり)$0(穴が痛み始める)$0だがカタログ数でPlusへ迫られる
B2B Bulk Order / PO Upload$19.90$39.90$44.90
BSS B2B Order(標準B2B対応階層)$79$79$79
Wholesale Order Form & ReOrder Enterprise+EasyCatalog(EasyCatalogの階層はアカウント数ではなくSKU数で決まる)$54.98$84.98$84.98
Wholesale Gorilla$69.95$149.95$149.95
SparkLayer$49$299公開階層の範囲外

ここから3つの交差点が出ます。SparkLayerは本当に小規模なうちは最も安く——月5注文以下なら無料が全部に勝ちます——月およそ100注文を超えると最も高くなります。299ドルがWholesale Gorillaの上限149.95ドルを追い越すためです。EasyCatalogの指標はアカウント数とまったく無関係で、40SKUのブランドが5,000社と取引していても9.99ドル、3,000SKUのブランドが12社としか取引していなくても59.99ドルです。そして標準B2Bを使うPlus以外のマーチャントにとっては、B2B Bulk Orderの39.90ドルとEasyCatalog Unlimitedの59.99ドルで月およそ99.89ドル。注文パッド、CSVと発注書のアップロード、バイヤー向けカタログダウンロード、そして実カタログ価格を載せたラインシートが揃い、同じ注文数でのSparkLayer Proより月およそ199ドル安くなります。

選び方

まず本当に必要か確認する。 バイヤーが単一商品を深く発注する運用(サイズ、カラー、ケース単位)なら、Horizonまたはv11以降の無料テーマの標準クイックオーダーリストで足りる可能性があり、費用はゼロです。求められていたのが再注文だけなら、それも標準機能です。

すでに標準の会社とカタログに寄せている。 SparkLayerは自社ドキュメントの通り注文体験から外れます。Wholesale GorillaとWholesale Order Form & ReOrderは標準カタログ価格を読むかどうかがドキュメントに記載されていないため、契約前の検証が必要です。無難なのはB2B Bulk Order / PO Upload、BSSの79ドル階層、ラインシートならEasyCatalogです。

標準B2Bを使っておらず、今後も使わない。 注文数が伸びるならWholesale Gorilla(定額のため)。営業担当ポータル、見積エンジン、無制限の価格階層が必要で注文数の上限を許容できるならSparkLayer。

注文パッドだけを最も安く。 Wholesale Order Form & ReOrderのBasic 15.99ドル。ワンクリック再注文も必要ならEnterpriseの24.99ドル。ただしバイヤーに見せるべき価格が反映されるか検証してからにしてください。

ラインシートだけ必要。 EasyCatalogの無料プランから始め、階層はアカウント数ではなくSKU数に合わせます。標準B2Bカタログの価格を載せる必要があるときだけ59.99ドルを払います。

バイヤーがスプレッドシートの発注書を送ってくる。 バイヤー側の発注アップロードを明記しているのはB2B Bulk Order / PO UploadとBSSだけで、XLSXと画像・PDFの発注書まで受けるのは最初の1本だけです。SparkLayerはGrowth階層でファイルアップロードに対応しますが、スプレッドシートによる発注取り込みとは説明されていません。

1件の発注が日常的に200明細を超える。 ドラフトオーダーを前提とした運用は選択肢から外してください。

最後に確認すべきこと

ShopifyはB2Bの変動プラットフォーム手数料率を公開していません。考慮事項のページは「該当する場合、B2B と D2C の注文では異なる変動制のプラットフォーム料金の料率が適用されます」と述べるだけで数値を示さないため、卸の粗利はD2Cの料率ではなく自社の請求書から計算してください。

同じページから、公開前に知っておくべきものをあと2つ。Shop Pay、Apple Pay、Google Pay、Amazon Payといった高速チェックアウトはB2Bと非対応で、サブスクリプション、ローカルデリバリー、レガシー顧客アカウントも同様です。店舗受け取り、明細スクリプト、放棄されたチェックアウト、チェックアウトでのギフトカードは既定でオフになっており、Shopifyサポートへの連絡が必要です。

このカテゴリーのアプリ料金は2026年に大きく動いています。契約する階層は必ず再確認し、レビューが20件未満の1本は「実証済み」ではなく「有望」として扱ってください。

参考・出典

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