この記事でわかること
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Shopifyのブログアプリを比べようとすると、どれも「SEOに強い」「AIで記事が書ける」と説明していて、違いが見えません。
実際に違うのは、うたい文句ではなくアプリが引き受ける工程の範囲です。デザインを作り込むアプリ、記事を量産するアプリ、公開した後の数値を見るアプリでは、同じ「ブログアプリ」でも解決している問題が別物です。
この記事では、当メディアの運営元である株式会社Forest Bookが開発している「Smart Agent Blog」を、他の3本と同じ軸で比較します。自社アプリなので、他社が明確に勝っている点と、Smart Agent Blogが向かないケースも同じ分量で書きます。
調査日は2026年9月2日です。料金・評価・対応言語は、各アプリのShopify App Store掲載情報で確認しました。
比較する軸をそろえる
ブログ運用は、大きく3つの工程に分かれます。
書く前は、何を書くかを決める工程です。キーワードを選び、狙う読者を決めます。
書くは、本文を作って公開する工程です。エディタ、デザイン、商品の差し込み、SEO設定、公開予約が含まれます。
書いた後は、公開した記事がどうだったかを確認し、直す工程です。読まれたか、離脱されていないか、商品ページに進んだか。そして、どの記事から手を入れるかを決めます。
多くのブログアプリは「書く」に集中しています。ここを比較の軸にすると、どのアプリも「エディタがある」「SEO設定ができる」で並んでしまいます。3工程に分けて見ると、担当範囲の違いがはっきりします。
4アプリの比較表
| Smart Agent Blog | Bloggle: Powerful Blog Builder | Tapita SEO AI Blog Builder | ブログ運用は全部おまかせ!All in one blog | |
|---|---|---|---|---|
| 開発元 | 株式会社Forest Book | Bloggle | Tapita | improv |
| 無料プラン | あり | なし | あり | あり |
| 有料プラン | Basic $9/月、Pro $49/月 | Starter $19.90/月、Pro $49.90/月、Business $79.90/月 | Pro $9.99/月 | スタンダード $12/月 |
| 無料体験 | 30日(Basic・Pro) | 14日 | 掲載情報に記載なし | 掲載情報に記載なし |
| 評価 | 5.0(1件) | 4.8(311件) | 4.9(451件) | 5.0(1件) |
| Built for Shopify | なし | なし | あり | なし |
| 日本語対応 | 日本語・英語 | 日本語未翻訳 | 日本語未翻訳(自動翻訳表示) | 日本語 |
| AI記事生成の上限 | Free累計2件、Basic月1件、Pro月15件 | 掲載情報に記載なし | クレジット制(無料50、Pro月250) | 無料15記事分、スタンダード月300記事分 |
| 公開後の記事分析 | Proプランで利用可 | 掲載情報では確認できません | 掲載情報では確認できません | 掲載情報では確認できません |
| AIリライト | Basic月1件、Pro月30件 | 掲載情報では確認できません | 掲載情報では確認できません | 掲載情報では確認できません |
「掲載情報では確認できません」は、その機能が無いという意味ではありません。App Storeの掲載内容で確認できなかった、という意味です。必要な機能は、導入前に各アプリの提供元へ直接確認してください。
表からわかることは2点です。
ひとつは、評価件数の差です。BloggleとTapitaは300件を超えるレビューがあり、Smart Agent BlogとAll in one blogは1件です。導入実績の厚みという意味では、前者2本が明確に上です。
もうひとつは、AI生成の上限の考え方が違うことです。TapitaとAll in one blogはクレジット制で、月に数十本から数百本を作れる前提です。Smart Agent BlogはProプランでも月15件で、1本ずつ確認して出す前提の設計になっています。
それぞれの位置づけ
Smart Agent Blog

出典: Shopify App Store(Smart Agent Blog、2026-09-02時点)
当メディアの運営元が開発しているアプリです。3工程のうち「書いた後」を持っている点が、他の3本との違いになります。
書くでは、スラッシュコマンドとブロック挿入メニューで、見出し、画像、動画、表、目次、商品カード、吹き出し、2・3カラムを本文に差し込めます。この範囲はBloggleやAll in one blogと重なります。
書いた後では、記事1本ごとに「集客力」「読了力」「行動喚起力」「購買貢献力」の4つのスコアと、目的達成度が表示されます。記事の目的(SEO・集客記事、解説・読み物記事、商品紹介・比較記事、キャンペーン記事)に応じて、評価する指標と重みが切り替わる仕組みです。この記事分析はProプランの機能です。

Smart Agent Blogの記事分析画面(2026-09-02時点)
スコアの下には、優先度付きの改善提案が最大3件表示されます。上の画面では、行動喚起力が29点と低く、その根拠として「商品リンクは131件クリックされているが、CTAとして計測できる要素は0件」という数値が添えられています。どの記事から手をつけるかを、感覚ではなく数値で決めるための画面です。
そのうえで、AIリライトが「CTR改善」「エンゲージメント改善」「鮮度更新」「コンバージョン改善」の方針ごとに対象記事を選び、変更前後を確認してから反映できます。CTR改善戦略はGoogle Search Consoleとの連携が必要です。
料金はFree、Basic($9/月)、Pro($49/月)で、BasicとProに30日間の無料体験が付きます。
向くケースは、記事がある程度たまっていて、そのうちどれが機能しているかを判断したい場合です。
向かないケースは数が多いため、後ろに独立したセクションを設けました。
Bloggle: Powerful Blog Builder

出典: Shopify App Store(Bloggle: Powerful Blog Builder、2026-09-02時点)
見た目を作るためのアプリです。ドラッグ&ドロップのエディタ、Shopify向けのテンプレート、商品ブロックや画像ギャラリー、目次、著者情報といったセクションが揃っています。執筆中にSEOとUXのスコアがリアルタイムで表示される点も特徴です。
無料プランはなく、最も安いStarterで月額$19.90からです。14日間の無料体験があります。掲載情報の対応言語は英語・フランス語ほかで、日本語には翻訳されていません。
向くケースは、ブランドサイトとしてブログの見た目を整えたい場合です。ストアのテーマとスタイルを同期する機能もあります。
向かないケースは、日本語の管理画面が必要な場合と、記事の本数よりも公開後の改善を重視する場合です。
Tapita SEO AI Blog Builder

出典: Shopify App Store(Tapita SEO AI Blog Builder、2026-09-02時点)
AIで記事を量産するためのアプリです。タイトル、本文、画像をAIが生成し、キーワード調査ツール、記事の一括生成と公開スケジュール設定、多言語へのAI翻訳が用意されています。
料金はクレジット制です。無料プランに1回限りの50クレジット、Proプラン(月額$9.99)に月250クレジットが付き、追加クレジットは1クレジット$0.06と掲載されています。GrowプランやAdvancedプランでは追加料金が加算されます。

出典: Shopify App Store(Tapita SEO AI Blog Builder、2026-09-02時点)
無料プランの50クレジットは1回限りで、毎月付与されるわけではありません。クレジットを使い切った後は、Proプランに上げるか、1クレジット$0.06で追加購入することになります。GrowプランやAdvancedプランでは、それぞれ$5、$30が加算されます。月額$9.99という表示だけで判断すると、実際の費用と差が出る点に注意してください。
4本の中で唯一、Built for Shopifyバッジが付いています。レビューは4.9(451件)で、件数は4本の中で最多です。
向くケースは、英語圏を含む多言語で記事量を増やしたい場合です。
向かないケースは、日本語で運用したい場合です。掲載ページは自動翻訳で表示されており、アプリ自体は日本語に翻訳されていません。
ブログ運用は全部おまかせ!All in one blog

出典: Shopify App Store(ブログ運用は全部おまかせ!All in one blog、2026-09-02時点)
improvが開発する日本産のアプリです。ブログ記事の自動生成に加えて、ペルソナ設定と著者情報設定があります。記事ごとに書き手のトーンと著者を変えられる点が、この価格帯では珍しい部分です。
無料プランに15記事分のクレジット、スタンダードプラン(月額$12)に毎月300記事分のクレジットが付きます。日本語で量産したい場合、4本の中で最も単価が安くなります。
向くケースは、日本語で記事本数を先に増やしたい場合です。
向かないケースは、公開後の数値を見て記事を選び直したい場合です。レビュー件数も1件で、BloggleやTapitaのような導入実績の厚みはまだありません。
Smart Agent Blogが向かないケース
自社アプリなので、勧めない条件を先に書きます。
とにかく記事数を増やしたい場合は向きません。AI記事生成はProプランでも月15件、Basicは月1件、Freeは累計2件です。さらにプランと別に、1時間あたり3件までの制限があります。月に50本、100本を出す運用には設計されていません。
無料プランで長く使いたい場合も向きません。Freeプランで作れる記事は最大10件で、AIリライトは利用できず、記事分析も使えません。SEOレポートメールも累計3件で止まります。
記事分析を使いたいがProは高い場合も合いません。記事分析はProプラン(月額$49)または開発ストアでのみ利用できます。Basicでは使えません。
導入実績を重視する場合も、現時点ではレビュー1件です。BloggleやTapitaの数百件と比べる材料にはなりません。
このほか、記事一覧に一括公開・一括削除はなく、編集画面に自動保存もありません(保存を押すまでShopifyに送信されません)。既存記事をまとめて変換する機能もありません。
ケース別の選び方
まだ記事が数本しかないなら、無料プランのあるSmart Agent Blog、Tapita、All in one blogから試すのが安全です。この段階では分析するデータ自体がありません。
記事は50本以上あるが、成果が見えないなら、Smart Agent BlogのProプランが検討対象になります。数を増やす前に、既にある記事のどれが機能しているかを確認する段階だからです。
ブランドサイトとして見た目を整えたいなら、Bloggleです。日本語の管理画面が必須でなければ、この用途では最も素直に目的を達成できます。
英語圏に向けて多言語で出したいなら、Tapitaです。Built for Shopifyバッジと451件のレビューという実績も判断材料になります。
日本語で本数を優先したいなら、All in one blogが最も安価です。
導入前に確認したいこと
料金と上限は変わります。この記事の数値は2026年9月2日時点のApp Store掲載情報です。契約前に、Shopify管理画面の料金プラン画面に表示される条件を必ず確認してください。
もうひとつ、アンインストール後に記事がどうなるかは、アプリごとに扱いが違います。ブロックやデザインがアプリ側の仕組みに依存している場合、削除後に表示が崩れることがあります。試用中に、1本だけ記事を作って削除まで試しておくと確実です。
まとめ
ブログアプリの比較は、機能一覧を並べても差が出ません。「書く前」「書く」「書いた後」のどこを引き受けるかで見ると、選択肢が絞れます。
Bloggleは「書く」の見た目、TapitaとAll in one blogは「書く」の量、Smart Agent Blogは「書いた後」に軸があります。
月額とAI生成の件数だけで並べると、Smart Agent Blogは割高に見えます。生成できる件数はProプランでも月15件で、クレジット制のアプリと比べると一桁少ないためです。記事数が足りないうちは、量を出せるアプリのほうが合理的です。
差が出るのは、記事が溜まってからです。50本、100本と記事があるのに成果が見えない段階で、どれが機能しているかを判断する材料が要ります。その工程を持っているかどうかが、4本を分ける最大の違いでした。
Smart Agent Blogの機能の全体像はSmart Agent Blogでできることに、料金と上限は料金プランと利用上限を確認するにまとめています。
参考・出典
Shopifyの各バリエーションにはbarcodeフィールドがあり、bin location(棚番)もpick listも今や標準機能です。それでも標準にない画面がひとつだけあります。梱包台で商品をスキャンして、Shopifyが「この注文で合っている/違う」と答える瞬間です。Shopify POSのバーコードスキャンは、カートへの商品追加、検索、在庫転送の受け取りのために文書化されていて、オンライン注文の明細を検品するためのものではありません。2026年9月2日時点でUS App Storeの実在アプリ7本の料金を確認したところ、課金の分母が5種類に分かれていました。注文数、スキャナー台数、ユーザー数、フルフィルメント件数、そして定額です。月5,000件の出荷では、同じ作業がFulfil‑IT ‑ Scan & Packで14.99ドル、Pickware ERP & WMSで938ドルになります。