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Shopifyブログのネタ切れ対策|お客様の質問から記事テーマを作る

読了目安 18分Smart Agent Blog 編集部
ブログのネタはお客様の質問から。質問をもとに作った架空のキッチン雑貨店の記事例

ブログを続けたいのに、次に何を書けばいいのか思いつかない。そんなときは、自分で新しいネタをひねり出す前に、お客様から届いている質問を見直してください。書くべきテーマは、すでにお店の中にたまっています。

結論から言うと、問い合わせ・チャット・レビュー・店頭や電話・SNSのDMで受けた質問を集め、「購入前か購入後か」「どの商品についてか」で分けると、そのまま記事テーマの一覧になります。一覧はSmart Agent Blogの「AI定期自動ブログ提案」の「テーマ・キーワード」に登録すれば、毎週の下書きづくりにも使えます。この記事では、質問を集める場所から、テーマ一覧の作り方、AIへの登録までを順に説明します。

この記事でわかること
  • お客様の質問がブログのネタに向いている理由
  • 質問が集まっている6つの場所と、集めるときのコツ
  • 購入前/購入後・商品別に分けて、記事テーマの一覧にする手順
  • テーマ一覧をSmart Agent Blogの「AI定期自動ブログ提案」に登録する方法(画面つき)
  • 1つの質問から作った記事の完成イメージ(架空の例)

ネタが思いつかず、止まってしまうブログは多い​

Smart Agent Blogのご提案のために、2026年8〜9月に日本のShopifyストア110件のブログを確認しました。そのうち約4割(42件)は、ブログ記事がない、数本で止まっている、または1年以上更新されていない状態でした。

止まってしまう理由の一つが、ネタ切れです。「お店が伝えたいこと」から考えると、新商品やセールのお知らせに話題が偏り、数本書くと続かなくなります。

そこで、出発点を「お店が伝えたいこと」から「お客様が知りたいこと」に変えます。お客様が知りたいことは、毎日の問い合わせや接客の中で、質問という形ではっきり届いています。

記事の型そのものを先に見ておきたいときは、Shopifyブログで書ける記事の種類を一覧で確認しておくと、集めた質問をどの型に当てはめるか決めやすくなります。

お客様の質問がブログのネタに向いている理由​

質問から記事を作ると、次の4つの点で書きやすく、読まれやすい記事になります。

  • 知りたい人が実際にいる:問い合わせてくれた人の後ろには、同じことで迷い、何も聞かずにページを閉じた人もいます。質問は、そうした読者の存在を教えてくれます
  • 答えを持っているのはお店だけ:商品の仕様、実際に使ってわかったこと、よくある失敗は、お店だから書ける内容です
  • 商品の案内につなげやすい:質問の多くは特定の商品についてのものです。答えの流れで、その商品を自然に紹介できます
  • 返信にも使える:一度記事にしておけば、同じ質問にはその記事を案内できます。同じ説明をくり返す手間を減らせます

質問が集まっている6つの場所​

まずは、お客様の質問がどこにたまっているかを確認します。

質問が集まっている6つの場所。1問い合わせフォーム・メール、2チャット、3商品レビュー、4店頭・電話、5SNSのDM・コメント、6注文メモ・返品理由と、それぞれの集め方のポイント
  1. 問い合わせフォーム・メール:Shopifyのテーマにあるお問い合わせフォームからの送信は、ストアの送信者メールアドレスに届きます(Shopifyヘルプセンターより)
  2. チャット:Shopify Inboxなどのチャットを使っていれば、会話の履歴が残っています。購入直前の迷いが、お客様の言葉のまま記録されています
  3. 商品レビュー:「思ったより小さかった」「においが気になった」といった感想は、購入前に知りたかったことの裏返しです。評価が低いレビューの理由も見ます
  4. 店頭・電話:記録に残りにくい場所です。受けた質問をその日のうちに、共有のシートに1行ずつ書くようにします
  5. SNSのDM・コメント:投稿へのコメントや個別の質問です。写真つきで聞かれた内容は、記事に入れる画像のヒントになります
  6. 注文メモ・返品理由:「サイズが合わなかった」などの返品理由からは、購入前に伝えておくべき情報がわかります

集めるときに大切なのは、お客様の言葉を言い換えずにそのまま残すことです。お客様の言い回しは、同じ悩みを持つ人が検索するときの言葉に近いからです。シートには「日付」「集めた場所」「質問(原文)」「対象の商品」の4つを書いておくと、あとで分けやすくなります。

質問を記事テーマの一覧にする手順​

集めた質問は、次の流れで記事テーマの一覧にします。

お客様の質問から記事テーマを作る流れ。1質問を集める(人)、2分類する(人)、3テーマ一覧にする(人)、4AIに登録する(AI)、5確認して公開(人)

集める・分ける・言い換えるまでは人の仕事です。お店の事情を知っている人でないと、どの質問が大切かを判断できないからです。下書きづくりはAIに任せられますが、公開前の確認はまた人が行います。

購入前・購入後と、商品別に分ける​

質問は「いつの質問か」と「何についての質問か」の2つで分けます。

質問を分ける2×2の図。購入前×ストア全般、購入前×商品別、購入後×ストア全般、購入後×商品別の4つに分け、それぞれに向く記事の種類を示している
  • 購入前 × 商品別:サイズ、対応機種、素材、ほかの商品との違いなど。選び方や比較の記事にすると、商品の案内までつなげやすい、いちばん記事にしがいのある質問です
  • 購入後 × 商品別:使い方、お手入れ、困ったときの対処など。使い方ガイドやお手入れの記事にします。購入したお客様がもう一度お店を訪れるきっかけにもなります
  • ストア全般の質問:配送日数、支払い方法、返品など。短く答えられるものが多いので、FAQページで答えます。条件が複雑なものだけ記事で補います

同じ質問をまとめ、数の多い順に並べる​

「IHで使えますか?」と「うちのコンロでも大丈夫?」のように、言葉は違っても同じことを聞いている質問はまとめます。まとめた数が多いものほど、困っている人が多いテーマです。数の多い順に並べ、上から記事にしていきます。

質問を記事テーマに言い換える​

最後に、質問を記事のテーマに言い換えます。コツは次の3つです。

  • 「〜できますか?」は「〜の見分け方」「〜の選び方」のように、答えの中身がわかる形にする
  • 1つの記事で答える質問は1つにする。関係する質問は、その記事の見出しに回す
  • 商品名だけでなく、使う場面や条件を入れる(「フライパン」より「IH対応フライパンの見分け方」)

キッチン雑貨店を例にすると、次のような一覧になります(架空の例です)。

キッチン雑貨店の架空の例。お客様の質問、購入前・購入後と商品の分類、言い換えた記事テーマ、件数を並べた一覧

ブログにする質問、FAQページで足りる質問​

すべての質問を記事にする必要はありません。次のように分けると、書く本数を無理なく絞れます。

質問の種類向いている場所例
一言で答えられるFAQページ送料、支払い方法、営業日
理由や条件の説明が必要ブログ記事IHで使えるか、食洗機に入れてよいか
手順や写真で見せたいブログ記事使い始めの準備、お手入れの方法
複数の商品を比べたいブログ記事サイズ違い、素材違いの選び方

質問を1本の記事にまとめる書き方(質問→結論→理由→注意点→商品案内の型)は、よくある質問をブログにするには?購入前の不安に答える記事の作り方で詳しく説明しています。

1つの質問から作った記事の例​

一覧の1行目「このフライパン、IHでも使えますか?」を記事にすると、次のような形になります。架空のストアの記事例です。

架空のキッチン雑貨店の記事例。1お客様の質問を載せた吹き出し、2結論のコールアウト、3商品ごとのIH・ガス対応の表、4商品カードに番号が付いている
画面の番号は、下の説明の番号に対応しています
  1. お客様の質問をそのまま載せる:冒頭に実際の質問を置くと、同じことで迷っている読者が「自分のための記事だ」とすぐにわかります
  2. 結論を先に書く:「使えます」「使えません」を最初に言い切ります。条件がある場合は、条件もここに書きます
  3. 理由や根拠を表で示す:商品ごとの対応を表にすると、読者が自分の状況に当てはめやすくなります
  4. 答えの流れで商品を案内する:結論に出てきた商品を、商品名・画像・価格つきのカードで紹介します

Shopify標準でできること​

Shopifyの標準機能だけでも、質問をもとにした記事は作れます。

  • 記事を作る:管理画面の「コンテンツ」→「ブログ記事」で「ブログ記事を追加する」を押します。リッチテキストエディターで、見出し、表、画像、動画(YouTube・Vimeoの埋め込み)、リンクを入れられます
  • 文章をAIで作る:Shopify Magicの「テキストを生成」アイコンを使うと、指示した内容をもとに記事の文章を作れます。質問と答えの要点を指示に書き込めば、下書きの時間を短くできます

一方で、次の点は自分で補う必要があります。

  • 質問を集めたり、分けたりする機能はありません。スプレッドシートなどで管理します
  • Shopify Magicは、記事を作るたびに指示を入力します。テーマ一覧を登録しておき、決まったペースで記事を作る仕組みはありません
  • 本文のリンクはURLを入力する方式で、商品名・画像・価格をまとめたカードの表示や、目次の自動作成の機能はありません

Smart Agent Blogでテーマ一覧を使う​

Smart Agent Blogの「AI定期自動ブログ提案」は、お店や商品の情報をもとに、決めた曜日・時刻にAIが記事を作る機能です。作ったテーマ一覧をここに登録しておくと、毎週の下書きの題材になります。

設定画面は、Smart Agent Blogの「設定する」を開き、「AI定期自動ブログ提案」の「設定する」を押して開きます。「AI定期自動ブログ提案を有効にする」にチェックを入れると、設定項目が表示されます。

テーマ・キーワードとターゲット読者に登録する​

AI定期自動ブログ提案の設定画面。1テーマ・キーワード(任意)の入力欄と追加ボタン、登録済みのキーワード、2ターゲット読者の入力欄とAIで自動作成ボタンに番号が付いている
  1. テーマ・キーワード:テーマ一覧の「記事テーマ」を1つずつ入力し、Enterキーか「追加」を押して登録します。登録した言葉はタグとして並び、不要になったら削除できます。「フライパン」のような広い言葉より、「IH対応フライパンの見分け方」のように具体的な言葉のほうが、意図が伝わりやすくなります
  2. ターゲット読者:質問をしてくれたお客様の姿を書きます。例:「IHのキッチンで、初めて鉄のフライパンを買おうとしている人」。「AIで自動作成」を押すと候補が表示されるので、選んでから書き換えることもできます

ビジネス概要(必須)には、よく受ける質問とお店の答え方の方針を一文足しておくと、AIがお店の考え方を踏まえやすくなります。

質問に関係する商品を選ぶ​

商品情報の読み取りモードの設定。1読み取りモードで「特定のコレクション」を選んだ状態、2参照するコレクションとコレクションを追加ボタンに番号が付いている
  1. 商品情報の読み取りモード:「読み取らない」「全商品」「特定の商品」「特定のコレクション」から選びます。質問が特定の商品についてのものなら「特定の商品」、フライパン全体のように種類についてのものなら「特定のコレクション」が合います
  2. 参照する商品・コレクション:選択用のボタンから対象を追加します。対象が多すぎると内容がぼやけるため、最初は質問に関係する少数の商品に絞ります

続けて「スケジュール設定」で、公開モードを**「下書き保存(手動公開)」**にします。記事の目的は、購入前の質問なら「商品紹介・比較記事」、購入後の質問なら「解説・読み物記事」が近いでしょう。公開曜日・公開時刻・タイムゾーンを決めて、「設定を保存」を押します。設定した曜日・時刻に、毎週1回記事が作られます。

下書きに、お店の答えを足す​

AIは、実際の商品にはない特徴や、確認できない情報を書くことがあります。質問への答えは、お店が一番よく知っています。下書きが届いたら、次の点を人が整えます。

  • 答えが正しいか(対応機種、サイズ、素材など)を、商品情報と照らして確かめる
  • 実際に受けた質問の言葉を、冒頭の吹き出しや見出しに入れる
  • 答えに出てくる商品を「商品を挿入」で案内し、条件や注意点はコールアウトで目立たせる

商品を挿入すると、商品名・画像・価格が入ったカードが本文に追加されます。在庫がない商品には「売り切れ」が付きます。ブロックの使い方は記事に内容を追加するにまとまっています。Smart Agent Blogの記事編集画面には自動保存がないので、直したら必ず「保存する」を押してください。

3つの方法の比較​

テーマ一覧ができたあと、記事にする方法は3つあります。

自分で書くShopify MagicSmart Agent Blog(AI定期自動ブログ提案)
下書きの作り方すべて手で書く記事ごとに指示を入力する登録したテーマをもとに、決めた曜日・時刻に作られる
商品情報自分で調べて書く指示に書き込む特定の商品・コレクションなどから参照する
仕上げ標準エディターで整える標準エディターで整える商品カード・コールアウト・目次などを同じエディターで追加
向いているストア書く時間が取れる書きたい記事が1本決まっているテーマ一覧を毎週のペースで記事にしたい

質問を記事テーマにする前のチェック​

最後に、一覧を作るときの確認項目をまとめます。

質問を記事テーマにする前のチェックリスト。質問の集め方、テーマの決め方、記事にするかの判断、AIに任せる前の確認の4つのチェック項目

よくある質問​

問い合わせがほとんど届きません。何から集めればいいですか?​

問い合わせが少なくても、質問の種はあります。スタッフが接客や電話で毎回説明していること、商品ページの説明が長くなっている箇所、返品やレビューの理由を見直してください。サイズ・素材・対応機種など、購入前に確かめられやすい項目は、質問が届く前に記事にしておく価値があります。

似た質問が多く、同じような記事ばかりになりそうです​

言葉が違っても答えが同じ質問は、1本の記事にまとめます。関係する小さな質問は、その記事の見出しやよくある質問として入れます。同じテーマの記事が何本もあると、読者もどれを読めばいいか迷ってしまいます。

無料プランでも試せますか?​

AI定期自動ブログ提案は、無料プランでも累計2件まで記事を作れます。スケジュールは1件です。ベーシックプランは毎月1件、プロプランは月15件まで作れます。詳しくは料金プランと利用上限をご覧ください。

まとめ​

  • ブログのネタは、お客様の質問という形で、すでにお店に届いている
  • 問い合わせ・チャット・レビュー・店頭や電話・SNS・返品理由から、質問をそのままの言葉で集める
  • 購入前/購入後と商品別に分け、数の多い順に記事テーマへ言い換える
  • テーマ一覧はSmart Agent Blogの「テーマ・キーワード」に登録し、下書きにお店の答えを足して公開する

まずは、この1か月に受けた質問を10件書き出すところから始めてみてください。1本目の記事のテーマは、その中にあります。

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