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Shopifyの標準セグメントについて最も繰り返されている説明――「買ったものしか条件にできない」――は、もう古い情報です。Shopifyのヘルプセンターは現在27種類の customer segment filters を列挙しており、そこにはサイト内の閲覧行動、メールエンゲージメント、11値のRFMグループ、予測支出階層まで含まれています。いずれもアプリなしで使えます。
本当の天井は別の場所にあり、しかもそれは具体的な数値です。調査日は2026年9月2日。料金はすべて、同日に各ベンダーの米国向け価格ページまたはen-USロケールのShopify App Storeリスティングに表示されていたUSD表記です。
先に結論
- Shopifyのセグメントエディタは27フィルター+メタフィールドフィルターを備える。閲覧イベント、メールエンゲージメント、
rfm_group、predicted_spend_tierはすべて標準側にある。 - 公式に明記された硬い上限は1セグメントクエリあたり10クローズ。11個目は
Invalid query: Too many clauses (>10)で弾かれる。 - Klaviyoの公表値は1セグメントあたり100 criteria、1アカウントあたり1,000 active segments。ちょうど10倍の条件数であり、これがセグメントをアプリ側へ移す最も定量的な理由になる。
- 行動データの保持は26か月まで。Email events は2022年3月以降、Storefront events は2023年5月以降。
INリストは最大500 ID。- セグメントはリアルタイムではない。件数はセグメントを開いたとき、またはアプリが使ったときに更新される。
- 作成できるセグメント数、1セグメントの顧客数、エクスポート件数の上限は公式に明記がない。よく引用される「250セグメント」はGraphQL APIのページネーション上限であって、作成上限ではない。
27フィルターの全リスト
セグメントは ShopifyQL のサブセットで書き、編集できるのは WHERE 句だけです。FROM customers と SHOW ... は固定で変更できません。以下がヘルプセンターのリファレンスに載っている全フィルターです。
| フィルター | 条件にできること |
|---|---|
abandoned_checkout_date | 直近のカート放棄日 |
anniversary | メタフィールド上の年次日付。年を無視して照合 |
amount_spent | 全期間の購入総額 |
customer_cities | 市区(US-NY-NewYorkCity 形式) |
companies | B2B企業ID (Shopify Plus限定) |
customer_countries | ISO2文字の国コード |
created_by_app_id | どのアプリが顧客レコードを作成したか |
customer_account_status | アカウント状態(legacy customer accountsのみ) |
customer_added_date | 顧客レコードの作成日 |
customer_email_domain | メールドメイン(gmail.com など) |
customer_language | ISO 639-1の言語。ロケール指定も可 |
customer_tags | 顧客タグ(大文字小文字を区別しない) |
customer_within_distance | 座標からの半径(distance_mi / distance_km) |
shopify_email.EVENT | bounced / clicked / delivered / marked_as_spam / opened / unsubscribed。activity_id / count / date を指定可 |
email_subscription_status | SUBSCRIBED / NOT_SUBSCRIBED / PENDING / INVALID / UNSUBSCRIBED / REDACTED |
first_order_date | 初回注文日 |
last_order_date | 最終注文日 |
number_of_orders | 全期間の注文数 |
orders_placed | count / amount / sum_amount / date / location_id / app_id |
predicted_spend_tier | HIGH / MEDIUM / LOW (販売実績100件超のストアのみ) |
product_subscription_status | SUBSCRIBED / CANCELED / EXPIRED / FAILED / NEVER_SUBSCRIBED / PAUSED (サブスクアプリ利用時のみ) |
products_purchased | id / tag / quantity / sum_quantity / date |
rfm_group | DORMANT / AT_RISK / PREVIOUSLY_LOYAL / NEEDS_ATTENTION / ALMOST_LOST / LOYAL / PROMISING / ACTIVE / NEW / CHAMPIONS / PROSPECTS |
sms_subscription_status | SUBSCRIBED / PENDING / REDACTED / UNSUBSCRIBED / NOT_SUBSCRIBED |
customer_regions | ISO 3166-2の州・県(US-NY など) |
store_credit_accounts | balance / currency / next_expiry_date / last_credit_date |
storefront.EVENT | product_viewed / collection_viewed。id / tag / count / date を指定可 |
これに加えてメタフィールドを条件にできますが、対応データ型は date and time / number / text / true or false の4種のみです。ロイヤルティのポイント残高や誕生日は扱えますが、JSON型は扱えません。
「購入データだけ」という評判より明らかに強い組み合わせがいくつかあります。orders_placed MATCHES (app_id = 129785, sum_amount >= 500) は Shopify POS 経由の注文だけで500ドル以上使った顧客を抽出します。storefront.product_viewed MATCHES (tag CONTAINS 'jeans') は、買っていないが特定の商品タグを見た人を拾います。store_credit_accounts MATCHES (next_expiry_date <= +7d) は7日以内に失効するストアクレジット保有者です。どれもサードパーティ製ツールは不要です。
表記について1点。ヘルプセンターは storefront.product_viewed と書き、shopify.dev の属性表は storefront_event.product_viewed と書いています。管理画面のエディタが受け付けるのはヘルプセンター側の表記です。
唯一の硬い数値、10クローズ
標準かアプリかの判断をほぼ決めてしまうのがこの上限で、しかもエラーメッセージ付きで公開されています。1つのセグメントクエリに入れられるクローズ(条件節)は最大10個です。shopify.dev の Segment query language reference は、11か国を OR で並べた11クローズの例を挙げ、その結果を Invalid query: Too many clauses (>10) として示しています。
10クローズは一見余裕がありますが、実際のキャンペーン対象を書くとすぐ足りなくなります。「購読中で、11州のいずれかに住み、3コレクションのいずれかを購入し、30日以内に別の1コレクションを閲覧し、60日間メールを開いておらず、RFMのDORMANTではない人」は、地理条件を書き終える前に上限を超えます。
比較すべき数値はこれです。Klaviyoのヘルプセンターは1セグメントあたり最大100 criteria、1アカウントあたり最大1,000 active segments を明記しています。inactive segments は無制限で、上限はサポートへの申請で引き上げ可能とされています。ただしKlaviyoはこれを「ほとんどのアカウントの既定値」と説明しており、レガシー構成や承認済みの例外により異なるアカウントもあると注記しています。条件数で10倍の差があり、しかも数値を公表しているベンダーの記載です。標準セグメントとアプリを分ける、最もはっきりした定量的な線がここにあります。
語られることの少ない、あと3つの制約
イベントデータは26か月までしか遡れません。 リファレンスガイドは、Email events は直近26か月分が利用可能でデータ開始は2022年3月、Storefront events は直近26か月分でデータ開始は2023年5月と明記しています。これより古い閲覧行動やメールエンゲージメントのコホートは、標準セグメントでは表現できません。注文系のフィルターには保持期間の記載がないため、行動条件を注文条件に組み替えるのが現実的な回避策になります。
IN リストは500 IDまで。 products_purchased の商品ID、storefront.EVENT の商品・コレクションID、shopify_email.EVENT の marketing activity ID、いずれも同じ上限です。大規模カタログでは「このカテゴリの何かを買った人」でここに当たります。
クエリ言語は意図的に小さく作られています。 COUNT / SUM / MAX / MEDIAN などの集計関数はセグメントのクエリでは使えず、CONCAT / SUBSTR / LOWER / UPPER / TRUNCATE などの文字列関数も使えません。String属性の演算子は = と != のみで、CONTAINS はタグ・市区・国・地域といったList型属性専用です。したがってメールドメインを部分一致で絞ることはできません。
セグメントはリアルタイムではない
メンバーの出入り自体は自動です。条件に合致した顧客は追加され、合致しなくなった顧客は除外されます。しかし表示される件数は遅れます。ヘルプセンターの記述は「The count on the segments index is updated when you view the segment by going to the segment details page or when an app, such as Shopify Messaging, uses the segment.」です。
これはバッチ設計であって、イベントトリガー設計ではありません。「閲覧の数分後に送る」が要件なら、標準セグメントは適した層ではなく、メール/SMSアプリ側のフローエンジンが適した層です。なお、テスト注文と削除済み注文はセグメントの計算から除外されます。
公式に明記されていないこと、そして「250」の誤り
競合記事の多くが「Shopifyは250セグメントまで」と書いています。この数値は shopify.dev のGraphQL Admin APIドキュメントの「You can query a maximum of 250 segments. The maximum value that first and last arguments accept is 250.」に由来します。これは1リクエストあたりのページネーション上限であり、作成できるセグメント数の上限ではありません。
以下についてShopifyは数値を公表していません。断定している記述は疑ってかかるべきです。
- 1ストアで作成できるセグメント数の上限
- 1セグメントに含められる顧客数の上限
- CSVエクスポートの件数上限
- 再計算の具体的な間隔(分・時間単位)
- セグメント同士の集合演算(セグメントAからBを引く等)の可否
プランによる差は、思われているより小さい
セグメントエンジン自体はプランで変わりません。27フィルターも10クローズ上限も Basic / Grow / Advanced / Plus で同一です。アップグレードしてもクローズの枠は増えません。
ゲートは3つありますが、プランによるものは1つだけです。
companies(B2Bフィルター)は Shopify Plus プランのストアのみ。ただしヘルプセンターは例外を1つ挙げており、以前に会社を追加していれば、下位プランに移った後もこのフィルターを使ったセグメントを作成・利用できます。predicted_spend_tierは販売実績が100件を超えたストアのみ。これはプランではなくストアの状態によるゲート。product_subscription_statusはサブスクリプションアプリを使っている場合のみ。
Shopify Audiences は別機能です。 名前が紛らわしいので明確に分けておきます。これは Shopify Payments を利用し、米国またはカナダに拠点があり、Shopify Network Intelligence を有効化した対象の Shopify Plus ストアが使える広告用オーディエンス機能です。広告プラットフォームへオーディエンスを書き出すもので、セグメントエディタの上位版ではなく、メールのターゲティングには何も寄与しません。
すべてを決める分岐点は「どこからメールを送っているか」
アプリを比べる前に答えるべき質問はこれです。
shopify_email.EVENT のフィルターは activity_id を軸にしており、これは Shopify の marketing activity ID です。つまり Shopify Messaging(旧称 Shopify Email)から送ったメッセージが対象です。改称は済んでいますが、フィルターのプレフィックスは shopify_email のまま残っています。Klaviyo、Omnisend、Postscript、Attentive から送ったメールはここに入りません。
標準セグメントを競争力あるものに見せている6つのメールイベント(リファレンスガイドでは shopify_email.EVENT という1つのフィルターにまとめられています)は、Shopifyから送っている場合にしかデータが溜まらないということです。すでにKlaviyoから送っているなら、Shopify側ではこのフィルターが丸ごと空になり、エンゲージメントデータはアプリ側にあります。その構成で標準側にセグメントを作るのは、欠けたデータの上に作ることになります。
コスト面は逆向きです。Shopify Messaging は Basic / Grow / Advanced / Plus で利用でき、これらのプランのストアは毎月初めに10,000通の無料メール枠を得ます。超過分は1,000通あたり$1、300,000通を超えると1,000通あたり$0.65、750,000通を超えると$0.55です。未使用分の繰越はなく、カート放棄の自動配信は無料枠にカウントされません。Klaviyoは active profiles 課金、Omnisend はコンタクト数と送信数の課金です。月間1万通程度までなら、標準は「間に合う」どころか構造的に安い側にあります。リストの大きさではなく送った量で課金されるからです。
10クローズ上限を回避する4つの方法
条件数を買う前に、いま使っている条件を圧縮できないか試す価値があります。
- 顧客タグに集約する。 複雑な部分を外側で計算してタグとして書き戻し、
customer_tags CONTAINS 'x'の1クローズで参照します。6クローズが1クローズになります。Shopify Flow でも、タグ付けアプリでも実現できます。 - メタフィールドに集約する。 計算済みのLTVやチャーンスコアを number 型メタフィールドに書けば、
customer.score >= 100の1クローズになります。 ORよりINを使う。 11か国をORで並べれば11クローズですが、products_purchased MATCHES (id IN (...))は最大500 IDを1クローズで運べます。列挙は可能な限り集合に寄せます。- 演算子の優先順位を使う。 既定では
ANDがORより強く結合します。それを前提に組み直すと、冗長なクローズを削れます。
各アプリが実際に買っているもの
以下5本はいずれも、2026年9月2日時点でリスティングに Built for Shopify バッジがありません。
Klaviyo: Email Marketing & SMS

出典: Shopify App Store(Klaviyo: Email Marketing & SMS、2026-09-02時点)
Klaviyo: Email Marketing & SMSは、クローズ上限に対する直接的な回答です。1セグメント100 criteria、1アカウント1,000 active segments、そして自社で送信するため開封・クリック・非反応のデータを自前で保持します。評価は4.7(3,260件)で、そのうち1★が259件あります。インストール無料で、Klaviyo側の無料プランは active profiles 250件、月500通、モバイルメッセージ$5相当まで。有料階層は active profiles ベースですが、Klaviyoの価格ページには階層表が静的に掲載されておらず、プランを組み立てないと金額が表示されません。最新の数値は直接確認してください。リスティング上の連携先には Checkout、Customer accounts、Shopify Flow が含まれます。
トレードオフは課金単位です。プロファイル課金は送信量が増えなくてもリストが育つだけで上がり、送信数課金の Shopify Messaging とは逆の挙動になります。最近のレビューもここで割れており、「It is expensive, but it makes me money so all good!」という声の一方で、価格を「genuinely affordable」と評するレビューもあります。セグメンテーション機能自体は複数のレビューで一貫して高く評価されています。
Omnisend Email Marketing & SMS

出典: Shopify App Store(Omnisend Email Marketing & SMS、2026-09-02時点)
Omnisend Email Marketing & SMSは低価格側の入口で、評価は4.8(2,963件)です。無料プランは月500通・250コンタクトで、公式FAQは無料プランでも有料プランの全機能が使えると明言しています。制限は機能ではなく数量なので、セグメント機能をコストゼロで評価できます。有料プランの価格はリストサイズによって変わるため、引用には注意が必要です。最小のリストサイズ帯では、Standard は3か月前払い30%オフ適用時に$11.20/monthと表示され(定価は3か月$48.00=$16/month)、月6,000通・500コンタクトです。Pro は割引適用で$41.30/month、定価は3か月$177.00=$59/monthで、2,500コンタクトと、fair use policy のもとでの無制限のメール送信を含みます。SMSは1通$0.007から。リスティング上の連携先には Checkout と Shopify Flow が含まれます。
この記事の観点での弱点は、Omnisend が1セグメントあたりの条件数上限もアカウントあたりのセグメント数上限も公表していないことです。乗り換えの理由が条件数そのものなら、Shopifyの10と比較できる公式数値を持っているのはKlaviyoだけです。
Twilio Segment by Littledata

出典: Shopify App Store(Twilio Segment by Littledata、2026-09-02時点)
Twilio Segment by Littledataはセグメント作成ツールではありません。配管です。Shopifyのイベントをサーバーサイドで Twilio Segment(CDP)に送り出し、セグメントはそちら側で作ります。標準の4つの制約――クローズ数、26か月、500 ID、遅延カウント――から同時に離脱できる唯一の構造です。Shopifyの外側では、そのどれも適用されないからです。
料金は$199/monthからですが、定額ではありません。Scale プランは月1,500件の注文を含み、1,501〜3,000件は1件$0.15、3,000件超は1件$0.06が加算されます。Plus プランは$990/month(年$9,504)で10,000件の注文を含み、超過分は1件$0.04。複数ストアのロールアップはこのPlus側の機能です。いずれも30日間の無料トライアル付き。そしてこれはすべてコネクタのみの費用で、Twilio Segment 本体のサブスクリプションは別途必要です。本体の現行USD価格はApp Storeのリスティングには記載がありません。リスティングは複数ストアのレポートに対応し、自らを「Built for data experts」と説明しています。評価は4.9ですが、レビューはわずか9件で、一般化できる母数ではありません。データ担当がいないなら、これは選ぶ棚を間違えています。
Loyal • Customer Segments

出典: Shopify App Store(Loyal • Customer Segments、2026-09-02時点)
Digismoothie の Loyal • Customer Segmentsは、このリストで最も安く効くレバーです。$4.99/month または$49.99/year、7日間の無料トライアル付き。RFMでセグメントを作り、そして構造上重要なのはここですが、その結果を Shopify の顧客タグとして書き戻し、Klaviyo などのメールツールへセグメントを同期します。
このタグ書き戻しは、前節の回避策1をそのまま自動化したものです。rfm_group の固定11値より細かいRFM定義が、標準セグメント内では customer_tags の1クローズになります。$4.99でクローズの枠を買っている、と言えます。配信機能はなく、評価5.0はレビュー9件に基づくもので、最新レビューは2024年12月です。
ECPower Segment CRM & Insights

出典: Shopify App Store(ECPower Segment CRM & Insights、2026-09-02時点)
ECPower Segment CRM & Insights(日本語ロケールのリスティングでは「ECPower|顧客分析ツール」と表示されます)は、別の問いに答えるアプリです。Shopifyはセグメントの件数は見せますが、そのセグメントのLTV、AOV、リテンションカーブは見せません。ECPowerはそれを、コホート分析、ベンチマーク、セグメント単位の指標集計として提供します。
無料プランは「Free forever, no credit card required」と説明されています。有料プランは、Starter が$80/monthで active customers 5,000件まで、Growth が$240/monthで5,001〜20,000件、Scale が$400/monthで20,001〜100,000件。有料プランには14日間の無料トライアルが付きます。評価は5.0ですが、レビューは14件で母数は小さいままです。リスティングの連携先は「Email & SMS Platforms」「Loyalty & Membership Apps」「Point of Sale Apps」「Subscription Apps」といったカテゴリ表記で、具体的なアプリ名は挙げられていません。自分のスタックとの接続は事前に確認してください。
横並びで見る
| Shopify標準 | Klaviyo | Omnisend | Twilio Segment by Littledata | Loyal • Customer Segments | ECPower Segment CRM & Insights | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1セグメントの条件数上限 | 10クローズ | 100 criteria(既定値) | 公表なし | CDP側 | 該当なし(分析) | 該当なし(分析) |
| セグメント数上限 | 公表なし | 1,000 active(既定値) | 公表なし | CDP側 | 該当なし | 該当なし |
| 入口価格 | $0 | 無料プランあり、以降はプロファイル課金 | $0、以降 最小リスト帯で$16/month | $199/month〜+注文数従量+CDP本体 | $4.99/month | $0、以降$80/month |
| 課金単位 | 送信数 | active profiles | コンタクト数+送信数 | 月額+トラッキング注文数+CDPの利用量 | 定額 | active customers |
| 配信機能 | あり | あり | あり | なし | なし | なし |
| 評価(レビュー件数) | — | 4.7(3,260) | 4.8(2,963) | 4.9(9) | 5.0(9) | 5.0(14) |
判断の順序
- Shopify Messaging から送っていて、対象が直近26か月の行動と10クローズ以内で表現できる。 標準セグメントで完結しており、しかも無料です。何もインストールする必要はありません。「Shopifyのセグメントは基本的な機能しかない」系の記事が示唆するより、これに当てはまるストアは多いはずです。
- すでにKlaviyoなどの外部ツールから送っている。 セグメントはそちらで作ります。Shopify側のエンゲージメントフィルターはその送信分について空のままなので、標準セグメントは割引コードの発行とCSVエクスポート用途に限定するのが現実的です。
- クローズ上限に繰り返し当たっている。 まずタグとメタフィールドへの集約、次に
INリストを試します。RFM版を自動化するのが$4.99/monthの Loyal です。それでも足りないと分かって初めて、100 criteria がプロファイル課金に見合うかを検討する段階になります。 - 26か月より古い行動、リアルタイムのトリガー、Shopify外のデータが必要。 クエリの書き換えでは解決しません。CDPの領域であり、文書化された経路は Twilio Segment by Littledata です。ただし$199/month〜に注文数の従量課金が乗り、さらにプラットフォーム本体の費用とデータを扱える人員が前提になります。
- セグメントは作れているが、どれが効いているか分からない。 足りないのは作成能力ではなく計測です。ECPowerには無料プランがあるので、$80/monthを払う前にその仮説を検証できます。
参考・出典
- Shopify-based customer segment filters — Shopify Help Center
- Segment query language reference — shopify.dev
- Metafield-based customer segment filters — Shopify Help Center
- Creating customer segments — Shopify Help Center
- Managing customer segments — Shopify Help Center
- Shopify Messaging email pricing — Shopify Help Center
- Setting up Shopify Audiences — Shopify Help Center
- List and segment limits in Klaviyo — Klaviyo Help Center
- Klaviyo pricing
- Omnisend pricing
Shop Pay Installmentsは有効化無料、アプリ不要、そしてShopifyは手数料を公開していません。レートを見られるのは自社の管理画面の中だけです。加えてCapital OneとChaseのクレジットカードを受け付けず、月次プランはデビットカード限定、ギフトカードとサブスクリプション商品は対象外で、商品ごとにオン・オフを切り替えることもできません。Affirmはパスワード保護中のストア、英語以外の主要言語、主にB2Bという理由でアカウントを停止します。さらにShopifyの「Getting paid」ページは「disputeは管理画面に通知される」と書き、FAQは「管理画面には通知されない」と書いています。適格性を満たせない場合の代替はKlarna、Afterpay、Sezzle、Zip、PayPalのon-site messagingアプリで、このカテゴリーの評価は1.0〜3.2です。調査日は2026年9月2日です。