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Shopifyブログの注意書きを枠で囲む|配送期限や条件の読み飛ばしを防ぐ

読了目安 13分Smart Agent Blog 編集部
大切な注意事項を読み飛ばされないために。架空のアウトドアストアの記事例で、安全上の注意・配送期限・返品条件をコールアウトで囲んだ完成イメージ

「年内のお届けは20日までと書いてあったのに」「使用後は熱くなると書いたはずなのに」。大切な条件や注意点ほど、本文の中に書くと読み飛ばされがちです。

結論から言うと、見落とされたくない情報は**囲み枠(コールアウト)**に入れて、本文から切り離します。ただし入れるのは配送期限・利用条件・安全上の注意・返品条件の要点のような「知らないと困る情報」だけ。1記事に2〜3個までにとどめ、見出しは短く、枠の中だけで意味が通るように書きます。

Shopify標準のエディターには囲み枠を作るボタンがありませんが、Smart Agent Blogなら挿入メニューの「コールアウト」で追加できます。この記事では、架空のアウトドアストアの記事例を使って、書き方と入れ方を説明します。

この記事でわかること
  • コールアウトに入れるべき4つの情報と、入れすぎない目安
  • 読まれるコールアウトの書き方(短い見出し、本文だけで完結)
  • 架空のストアの記事例で見る完成イメージ
  • Smart Agent Blogでコールアウトを入れる手順(画面つき)

大切な条件が本文の中で埋もれる理由​

読者の多くは、記事を1文ずつ読んでいるわけではありません。見出しや太字を拾いながら、自分に関係がありそうな部分だけを読んでいきます。そのため、段落の途中に書いた条件や注意点は、目に入らないまま通り過ぎてしまいます。

Smart Agent Blogのご提案のために、2026年8〜9月に日本のShopifyストアのブログを確認した記録では、記録した78記事のうち27記事(約35%)に見出しが1つもありませんでした。3記事に1記事は見出しがない状態です。区切りのない文章の中に「配送は20日まで」「返品は未使用に限る」と書かれていても、読者が見つけるのは難しいでしょう。

見落とされると、次のようなことが起きます。

  • 締め切りを過ぎてから注文され、お届けが間に合わない
  • 条件を満たさないクーポンが使えず、問い合わせが増える
  • 安全上の注意が伝わらず、けがや事故につながるおそれがある
  • 返品の条件を知らなかったお客様とのやり取りが発生する

どれも、お客様とお店の両方にとって避けたいことです。

コールアウトに入れるべき4つの情報​

コールアウトに入れるのは、「知らないと困る」「あとで問題になる」情報です。

コールアウトに入れるべき4つの情報。1配送期限、2利用条件、3安全上の注意、4返品条件の要点。それぞれに例文がある
  1. 配送期限:年末年始、母の日、イベント前など、「いつまでに注文すれば間に合うか」。
  2. 利用条件:クーポンやキャンペーンの対象商品・金額・期間。
  3. 安全上の注意:高温になる、刃物を扱う、小さな部品があるなど、けがや事故を防ぐために必ず守ってほしいこと。
  4. 返品条件の要点:返品・交換ができる条件を短く。詳しい規約は別ページに任せ、記事では要点だけを示します。

反対に、商品のおすすめポイントや豆知識、スタッフの感想は、コールアウトに入れる必要はありません。スタッフのひと言は吹き出しのほうが向いています(スタッフのひと言を吹き出しに)。

入れすぎない目安​

コールアウトは、数が少ないほど目立ちます。1記事に2〜3個まで、1つの枠に1つの話題が目安です。すべての段落を囲むと、どれが本当に大切なのかがわからなくなり、結局どれも読まれません。

読まれるコールアウトの書き方​

入れる情報を決めたら、書き方を整えます。ポイントは3つです。

コールアウトの書き方のよくない例とよい例。よくない例は見出しが長く、配送・返品・注意が1つの枠に入り「上記」「先ほど」に頼っている。よい例は配送期限と高温の注意を別々の枠に分け、短い見出しと本文だけで完結している

見出しを短くし、結論を入れる​

1行目は、読むだけで要点がわかる短い見出しにします。「大切なお知らせ」ではなく、「年内のお届けは12月20日15時のご注文まで」のように、期限や条件そのものを書きます。見出しだけ読んで通り過ぎる読者にも、最低限のことが伝わります。

本文だけで完結させる​

コールアウトは、記事のどこから読み始めた人の目にも入ります。「上記の商品は」「先ほどの条件のとおり」のように前後の文章に頼ると、枠だけ読んだ人には意味が伝わりません。対象、期限、例外を、枠の中の2〜3行で言い切ります。

1つの枠に1つの話題​

配送と返品と安全上の注意を1つの枠にまとめると、見出しが長くなり、どれも伝わりにくくなります。話題ごとに枠を分け、それぞれ関係する場所の近くに置きます。

記事例:架空のアウトドアストアの焚き火台記事​

架空のアウトドアストア「YAMAMICHI OUTDOOR」の焚き火台の記事で見てみます(架空の例です)。

架空のストアの記事例。焚き火台の使い方の記事で、1冒頭の高温に関する安全上の注意、2年内のお届けの期限、3返品の条件の3つのコールアウトに番号が付き、間に組み立て手順と、最後に商品カードがある
架空のストアの記事例。番号は下の説明に対応しています
  1. 安全上の注意:記事の冒頭、手順より前に置いています。使う前に必ず知ってほしいことだからです。
  2. 配送期限:「お届けと返品について」の見出しの下に、締め切りの日時を見出しにして置いています。
  3. 返品条件の要点:「未使用・到着後7日以内」を見出しにし、例外(火を入れた商品)を本文に書いています。

コールアウトは3つだけで、どれも見出しを読めば要点がわかります。組み立て手順は番号付きリスト、商品への案内は商品カードと、役割ごとにブロックを使い分けています。商品カードの入れ方はShopifyブログに商品情報を表示するには?をご覧ください。

Shopify標準エディターでできること​

Shopifyの管理画面の「コンテンツ」→「ブログ記事」で使うリッチテキストエディターには、太字や文字色、リスト、表などのボタンがありますが、囲み枠を作るボタンはありません。

標準エディターで注意事項を目立たせるなら、次のような方法になります。

  • 太字や文字色で強調する
  • 見出しを立てて、注意事項だけの段落にする
  • HTML表示に切り替えて、背景色のついた枠を自分でHTMLとCSSで作る

最後の方法はHTMLとCSSの知識が必要で、テーマによって見え方が変わることもあります。記事のたびに同じコードを書く手間もかかります。

Smart Agent Blogでコールアウトを入れる方法​

Smart Agent Blogでは、コールアウトは挿入メニューから追加できるブロックです。流れは次の4段階です。

コールアウトを入れる流れ。1コールアウトを追加、2短い見出しを書く、3本文で完結させる、4保存して確認

挿入メニューの「コールアウト」を押す​

Smart Agent Blogの記事編集画面。1本文のコールアウト(電球のアイコンと背景色のついた枠)、2右側の挿入メニューの「コールアウト」ボタンに印が付いている
番号は下の説明に対応しています
  1. 本文のコールアウト:背景色のついた枠に、電球のアイコンと文章が入ったブロックです。この例では2カラムの右の列に入れています。
  2. 「コールアウト」ボタン:注意事項を入れたい行にカーソルを置き、挿入メニューの「コールアウト」を押します。行の先頭で半角の「/」を入力し、一覧から選んでも追加できます。

1行目を短い見出しにし、本文で完結させる​

枠の1行目に、結論を短く書いて太字にします(文章を選択すると表示される小さなメニューや、挿入メニューの「太字」を使います)。2行目以降に、対象・期限・例外を2〜3行で書きます。

コールアウトを置く場所も大切です。安全上の注意は手順より前、配送期限は注文に関する見出しの下、というように、読者がその情報を必要とする場所の近くに置きます。位置を変えたいときは、ブロックの左側に出るつまみをドラッグして移動できます。

見た目を変えたいときは「デザイン編集」​

挿入メニューのコールアウトには、鉛筆のアイコンが付いています。これが「デザイン編集」で、背景の色などコールアウトの見た目を、お店の雰囲気に合わせて変えられます。デザイン編集は有料プラン(ベーシック・プロ)の機能で、無料プランでは使おうとしたときに案内が表示されます。コールアウトを追加すること自体は、無料プランでもできます。

保存して、プレビューで確かめる​

Smart Agent Blogの記事編集画面には自動保存がありません。「保存する」を押し、「非公開」のまま「プレビュー」で表示を確認します。コールアウトが前後の文章から浮いていないか、スマートフォンで長すぎないかを確かめてから公開します。手順はプレビューして公開するをご覧ください。

公開前のチェックリスト​

コールアウトを入れた記事は、公開前に次の項目を確認します。

コールアウトの公開前チェック。数は1記事2〜3個まで・1枠1話題、見出しは1行で結論が入っている、本文は枠の中だけで意味が通り日付・金額・条件が正しい、公開後は期限が過ぎたら直すか外す

とくに見落としやすいのが、公開後の更新です。配送期限やキャンペーンの条件は、期限が過ぎると誤った情報になります。季節のお知らせを入れた記事は、期限が過ぎたらコールアウトを直すか外すよう、あらかじめ予定に入れておきましょう。

よくある質問​

返品規約をすべてコールアウトに入れてもいいですか?​

おすすめしません。規約をすべて入れると枠が長くなり、読まれなくなります。記事には「未使用・到着後7日以内」のような要点だけを書き、詳しい規約はストアの返品ポリシーのページで確認してもらう形にします。

注意事項が多い商品はどうすればいいですか?​

いちばん大切なもの(けがにつながるものなど)を1つだけコールアウトにし、残りは見出し「使用上の注意」の下に箇条書きでまとめます。すべてを囲むと、本当に大切な注意が目立たなくなります。

無料プランでもコールアウトは使えますか?​

使えます。コールアウトの追加は無料プランでもできます。背景の色などの見た目を変える「デザイン編集」は、ベーシック・プロの有料プランの機能です。詳しくは料金プランと利用上限をご覧ください。

まとめ​

  • コールアウトに入れるのは、配送期限・利用条件・安全上の注意・返品条件の要点など「知らないと困る情報」
  • 1記事に2〜3個まで、1つの枠に1つの話題
  • 見出しは短く結論を入れ、本文は枠の中だけで完結させる
  • Smart Agent Blogでは挿入メニューの「コールアウト」で追加でき、見た目の変更は有料プランのデザイン編集で行う

まずは、問い合わせにつながりやすい条件(配送期限や返品条件)が入った記事を1本選び、その条件をコールアウトに移してみてください。同じシリーズのShopifyブログに動画を入れたいならと写真と説明を横に並べる2カラム・3カラムの使いどころもあわせてどうぞ。記事全体の組み立てから見直すなら、Shopifyブログ記事の書き方が参考になります。

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